大阪の吉村府知事は、飲食店で換気を促すために「CO2センサー」設置を要請しました。確かに空気が循環していれば、ウイルスの感染確率も減りそうですね。

そこで当院でもCO2センサーを設置しました。当院では「湿度」と「室温」を確保するために、冬場は(A)灯油ファンヒーターを使っています。するとCO2センサーの数値は、

基準の1000ppmを超える1119ppmまで上がっていました。
そこでファンヒーターを止め、(B)エアコンのみを稼働させ測定すると570ppmまで下がりました。その後、施術(トレーニングなどで呼吸数は増えます)を終えて数値を見ると807ppmまで上がりましたが、基準値内に納まりました。

この間、換気条件は同じです。
この2例を比較検証すると、(A)では灯油を燃やしています。
灯油の主な成分は、ケロシン(C11H24)です。すなわち、炭素(C)と水素(H)からできているので、CO2は上がっても不思議ではありません。(B)はもちろん、灯油を燃やしていません。

この基準は、ACGIHや日本産業衛生学会から引用しているようですが【コロナ対策】という点だけでみると、炭火焼きを売りにしているようなお店では、どれだけ換気をしていてもこの測定値はかなり上がってしまい、”不利”のような気がします。

皆さんも、このような現状を考慮して行動し、≪しっかりと自らのカラダを守る≫行動を取っていきましょう!情報をシェアしました。 

施術前
施術後
現在は、日本製のセンサーを使用しております。

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